冬の電力不足が懸念されるなか、火力発電所が故障などで停止するケースが今年だけで200件に上ることが分かりました。
ANNの調べによりますと、故障などで火力発電所が計画とは別に停止するケースが今年1月から今月11日までで200件に上りました。
今月では福島県の新地火力1号機と勿来火力9号機が相次いで停止するなど、すでに去年1年間よりも2割近く増えています。
過去最多となった2018年の208件に迫るペースです。
政府関係者は「“老朽火力”の再稼働で逼迫(ひっぱく)のリスクが例年より高くなっている」と注意を呼び掛けています。