ロシア内で拘束されていた米国の女子バスケットボール選手との交換で米刑務所から釈放されたロシアの武器商人、ビクトル・ブート氏は10日、ウクライナ戦争を「全面的」に支持し、自らもロシアのために戦うことを志願するとの考えを示しました。
ロシア大統領府が管理するテレビ局RTとのビデオ会見で述べました。機会が得られ、必要な技能を取得したのなら、「志願兵としてまちがいなく加わる」と述べました。
「死の商人」との非難も浴びるブート氏は8日に、女子バスケットボールのスター選手、ブリトニー・グライナーさんと交換される形で釈放されていました。
ブート氏は旧ソ連軍の退役将校。米国人殺害の共謀、対空ミサイルの調達や輸出の罪などで禁錮25年の刑を受け収監されていました。