アメリカ東部コネチカット州の小学校で2012年に起きた銃乱射事件から10年を迎え、首都ワシントンの近郊で銃規制の強化を求めるデモ活動が行われました。
2012年、コネチカット州のサンディフック小学校で児童ら26人が殺害された銃乱射事件から14日で10年を迎えました。
銃規制に反対の立場を取るNRA(全米ライフル協会)の本部前には、事件の遺族らが集まり銃規制の強化を訴えました。
フロリダ州の高校で2018年に起きた銃乱射事件の生存者も参加し、「政策立案者に国民の声を聞いてもらうためには、声を上げ続けるしかない」と訴えました。
バイデン大統領は14日、声明を発表し、「私たちの義務は明確だ。人を殺すこと以外に目的がない武器を排除しなければならない」と述べ、政権として銃規制の強化に向けて引き続き取り組む姿勢を強調しました。