ロシアのプーチン大統領だいとうりょうは、19日にちベラルーシを訪おとずれ、ルカシェンコ大統領だいとうりょうと会談かいだんする予定よていでウクライナへの軍事ぐんじ侵攻しんこうをめぐり積極せっきょく的てきな軍事ぐんじ協力きょうりょくを求もとめるという見方みかたが出でています。

こうした中なか、ゼレンスキー大統領だいとうりょうとしては、ベラルーシと接せっする国境こっきょう付近ふきんの防衛ぼうえいにも力ちからを入いれる姿勢しせいを強調きょうちょうしたものとみられます。

カンボジアには過去かこの内戦ないせんなどによって設置せっちされた地雷じらいを日本にっぽんなどの協力きょうりょくを得えて取り除とりのぞき、国くにの復興ふっこうにつなげた経験けいけんがあります。

このため、今回こんかいの訓練くんれんも日本にっぽんの協力きょうりょくを受うけて行おこなわれるということで、カンボジア政府せいふは来月らいげつの訓練くんれんに続つづいて来年らいねん4月つきごろには、ウクライナの隣国りんごくポーランドに地雷じらい除去じょきょの専門せんもん家かチームを派遣はけんして、ウクライナの地雷じらい除去じょきょ要員よういんへの訓練くんれんを続つづけるとしています。

日本にっぽん政府せいふも先月せんげつ、林はやし外務がいむ大臣だいじんが「わが国わがくにがカンボジアなどほかの国くにで地雷じらい除去じょきょに協力きょうりょくしてきた経験けいけんや知見ちけんを活用かつようしながら、日本にっぽんの顔かおが見みえる支援しえんを効果こうか的てきに進すすめていきたい」などと述のべ、必要ひつような機材きざいの供与きょうよを検討けんとうしていることを明あきらかにしています。

またアメリカのバイデン政権せいけんもウクライナの防空ぼうくう能力のうりょくを強化きょうかするため迎撃げいげきミサイル「パトリオット」を供与きょうよする方向ほうこうで最終さいしゅう調整ちょうせいしていてアメリカの一部いちぶメディアは近ちかく承認しょうにんされると伝つたえています。

「パトリオット」の供与きょうよについてはロシアが「新あらたな挑発ちょうはつ行為こういだ」として反発はんぱつしていますが、ロシアによるミサイル攻撃こうげきが続つづく中なか、欧米おうべい各国かっこくはウクライナへの兵器へいきの支援しえんを強化きょうかする姿勢しせいを打ち出うちだしています。