フィリピン沿岸警備隊によりますと、ルソン島スービック沖合で今月16日、漁船の船長が白い円筒形の物体の一部を発見しました。
翌日、沿岸警備隊が回収したところ、物体は金属とプラスチックでできていて、長さおよそ2メートル、幅4メートルほどの大きさだったということです。
10月31日に中国が打ち上げたロケット「長征5号B」の残骸とみられています。
フィリピンの沖合では先月も、「長征5号B」の残骸とみられる物体が複数見つかっていました。
沿岸警備隊は、漁業にあたる人たちに対し、海上の浮遊物に警戒するよう注意を呼び掛けています。