サッカー元ブラジル代表の名選手ペレ氏の健康状態が悪化し、がんの進行でさらなるケアが必要な状態にあることが分かりました。サンパウロ市内にある入院先の病院が21日、明らかにしました。
病院によれば、現在のペレ氏は腫瘍(しゅよう)が進行していて、腎臓および心臓の機能障害に関してさらなるケアが必要な状態です。
娘のケリー・ナシメントさんはインスタグラムへの21日の投稿で、ペレ氏はさらなるケアが必要なことから、今年のクリスマスは病院で過ごす見通しだと述べました。
ペレ氏は史上最も偉大なサッカー選手の一人と目されることが多いです。
4回のワールドカップ(W杯)に出場し、うち1958、62、70の3大会で優勝。W杯計14試合で12ゴールを挙げました。キャリア通算では1363試合で1281ゴールを記録しています。