韓国国防省は、
北朝鮮の
複数の
無人機が26
日、
軍事境界線を
越えて
韓国の
領空を
侵犯し、
首都ソウル
近郊の
上空に
飛来したと
発表しました。
韓国軍がこれらの
無人機に対し、
警告射撃を
行ったということです。
韓国国防省の発表によりますと、北朝鮮の複数の無人機が26日、軍事境界線を越えて韓国の領空を侵犯しました。
最初に無人機が確認されたのは午前10時25分ごろで、首都ソウル近郊のキョンギ(京畿)道付近の上空に飛来し、韓国軍がこれらの無人機に対し、警告射撃を行ったということです。
また韓国の通信社「連合ニュース」は、韓国軍が戦闘機などを投入して無人機の撃墜を試みていると伝えています。
これに関連して、インチョン(仁川)空港とキンポ(金浦)空港では、軍の要請を受けて、午後におよそ1時間、航空機の離陸を見合わせたということです。
北朝鮮は、偵察や攻撃のための無人機の開発を進めていて、過去の軍事パレードで公開されていたほか、2014年や2017年にも、カメラを搭載した北朝鮮の無人機が韓国北部の山中に墜落しているのが見つかっています。