大阪で開かれた映画祭では、助成の対象として選ばれた監督だったということです。
監督を務めたとされる映画のブログにはあらすじや製作風景などがつづられています。
タイトルは「ギフト」で、HIVの告知を受けた男性やアクセサリー職人など、さまざまな登場人物を描いた群像劇だと紹介しています。
企画した意図については「断絶の間から何か見出したい、拾い上げたい、という思いがあった。白と黒、生と死、キャリアとノンキャリアなどの間からである。『建設的であろうとすること』がこの作品の最も重要なテーマである。群像劇という形態をとり、複数の登場人物たちの日常を切り取り、紡いでいく」と書かれています。
また、この説明文には大阪芸術大学を卒業し、複数の映画祭に参加し、賞を受賞したこともあると触れられています。
取材に応じた関係者は「クランクアップしましたが編集中に調子を崩し、未完のままスタッフとも音信不通になってしまいました。その後、話し合いのために飯能市のニュースに出た彼の家に2回行ってます。当時は親の持ち家に1人で住んでると聞き、印象は穏やかでした」と振り返りました。
さらに容疑者について「前途も才能もあった若者だったということをお伝えできたらと思います」としています。