都内タクシー会社 新宿駅と渋谷駅で重点的に営業
東京・杉並区のタクシー会社は、おととし(2021年)山手線の内回りで同じ区間が運休になった際、新宿駅を中心に営業しました。
当日、タクシー利用者の需要をAIで予測するシステムで、渋谷駅でも増加予測を把握できたものの、乗務員の確保が間に合わず、十分な対応ができなかったということです。
今回は、ふだんの土日より車両を1割ほど増やした上で新宿駅と渋谷駅で重点的に営業する予定で、6日朝、営業所で行われた点呼で、田中秀和社長が乗務員たちに対して、駅で困っている人たちの少しでも助けになるよう乗務員に呼びかけました。
27歳の乗務員は「タクシーを使わない人の利用が増えたり、ふだんは混まない道が混んだりすると思う。利用者が多い場所を予測して、効率よく動きたい」と話していました。
田中社長は「2年前と違い、コロナによる行動制限がなく、利用者も増えつつあるので対応を強化して臨みたい」と話していました。