英イングランドのダービーシャー州でこのほど、民家の庭に脚が2本しかないキツネが現れる出来事がありました。
自宅の窓からキツネを見つけたジェーン・カーターさんは「彼が2本脚で立ち上がったのを見て、自分の目を疑った」と振り返りました。
ジェーンさんは夫に向かって「すぐにカメラ付きの携帯電話を持ってきて」「庭に2本脚のキツネがいるのよ」と叫んだということです。
キツネはこの状況にうまく適応しているようで、負傷している様子もなかったことから、生まれてからずっと2本脚だったのだろうとジェーンさんは推測しています。
ただ、キツネはお腹をすかしていました。
ジェーンさんは台所に戻ってスパム(肉の缶詰)を開封。中身を庭にばらまいたところ、キツネはスパムの塊をくわえて、足早に去って行いました。
インターネット上では2本脚のキツネがすぐさま話題になったが、中には悲しいことだという声も。
ただ、ジェーンさんは悲しい気持ちにはならなかったといい、「彼は自力で生活していたから。とても健康そうに見えた」と理由を語りました。