欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会は7日までに、EUの一員であるものの自国通貨クーナをこれまで使い続けてきた東欧クロアチアが欧州単一通貨ユーロの導入を開始したと発表しました。
実施は1月1日からで、法定通貨としてのユーロ採用は20カ国目。ユーロ紙幣や貨幣はクロアチア内にあるATMの約7割で支払いが始まっており、残る機器でも今月15日までに入手が可能となる。
クーナは1月15日まで使用可能だが、おつりはユーロで受け取ることになります。為替交換レートは1ユーロに対しクーナが7.53450と固定されました。
クロアチアのシェンゲン協定圏の加入により、陸海路での国境審査は同日から廃止されました。空路での渡航は今年3月26日から自由往来となります。同国はシェンゲンビザ(入国査証)も発給できることになります。