▽「食用油」が32.5%
▽「焼き魚」が24.6%
▽外食の「ハンバーガー」が18.3%
▽「炭酸飲料」が15.6%
▽「輸入品の牛肉」が13.1%
▽「チョコレート」が9.2%
▽「牛乳」が8.6%
と、それぞれ上昇しました。
▽「ガス代」が36.2% ▽「電気代」が26%上がったほか、 去年11月に東京23区などのタクシー運賃が値上げされたことを受けて ▽「タクシー代」が14.4%上昇しました。 また、併せて発表された、東京23区の去年1年間の消費者物価指数は、速報値で、生鮮食品を除いた指数が前の年と比べて2.2%上昇しました。 2.2%の上昇率は2014年以来8年ぶり、消費税率引き上げの影響を除くと、1992年以来30年ぶりの水準となります。 総務省は「4%台の上昇率となった背景にはスーパーなどの小売りの現場でも値上げの動きが広がっていることがある。物価の動向を引き続き注視したい」と話していました。 東京23区の指数は全国の指数に先立って公表されるため、先行指標として注目されています。 先月の全国の指数は今月20日に発表されます。
そのうえで「電気、ガス料金などの上昇に対する負担緩和策について、1月の使用分から値下げを開始するとともに、賃上げに取り組む中小企業への支援の拡充などを促進し、構造的賃上げを実現していきたい。また予備費の機動的な活用を経済、物価の状況をしっかりと見きわめたうえで必要に応じて検討していきたい」と述べました。
松野官房長官「物価上昇を超える賃上げを」