室町時代の京都を舞台に、実在した能楽師を描いた映画「犬王」。
能楽師である「犬王」が、琵琶法師の少年「友魚(ともな)」と出会い、お互いの才能を開花させていく、ミュージカルアニメです。
特徴は、劇中で奏でられる、独創的な音楽。時に激しく、時に優雅な琵琶の演奏と、それに合わせた独特の舞いが、見る者を作品の世界に引き込みます。
「音楽」に込めた思いについて、湯浅政明監督は、次のように話します。
アカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデングローブ賞のアニメ映画部門に、日本の作品がノミネートされるのは2回目で、受賞すれば初の快挙です。
注目の授賞式は、日本時間の11日に行われます。