6月23日は、75年前の沖縄での戦争で亡くなった人のために祈る「慰霊の日」です。那覇にある県立は、このころ県立第一中学校という名前でした。この学校の生徒たちは軍に集められて、「学徒」になって戦いました。生徒と先生307人が亡くなったと言われています。
16日、首里高校の1年生が学徒について勉強しました。生徒たちは学校の近くにある石碑の前で亡くなった生徒たちのために祈りました。そのあと、学徒ができた理由や戦争の話を聞いたり、生徒たちの写真や家族などに書いた手紙を見たりしました。
首里高校の生徒は「平和のために何ができるかを考えていきたいと思います」と話していました。