フィンランド大統領府はニーニスト大統領がトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談すると発表しました。トルコ側は、フィンランドのNATO=北大西洋条約機構への加盟を認めるとみられています。
ニーニスト大統領は、17日にイスタンブールでエルドアン大統領と会談するということです。
AP通信によりますと、エルドアン大統領は15日、「金曜(17日)にニーニスト大統領と会い約束を果たす」と述べていて、フィンランドのNATO加盟を受け入れる姿勢を示しています。
フィンランドのNATO加盟を巡っては、加盟する30カ国すべての議会での承認が必要ですが、トルコとハンガリーの2カ国が承認していません。
今後、トルコ議会でフィンランドの加盟が承認された場合、同じくNATO加盟を申請しているスウェーデンよりも先にフィンランドの手続きが進む可能性があります。