韓国軍の
合同参謀本部は、
北朝鮮が19
日午前11
時5
分ごろ、
北西部のピョンアン(
平安)
北道トンチャンリ(
東倉里)
付近から
短距離弾道ミサイル1
発を
発射したと
発表しました。
韓国軍は、アメリカ軍とともにミサイルの種類や飛行距離などの分析を急いでいます。
北朝鮮は、去年に続いてことしに入ってからも、毎月、弾道ミサイルや巡航ミサイルの発射を繰り返し、今月16日にもICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」を発射したばかりです。
米韓両軍は、朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習を今月13日から23日の日程で行っていて、北朝鮮はこれに強く反発しています。
今月7日には、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の妹、キム・ヨジョン(金与正)氏が談話を発表し「いつでも適切かつ迅速に、圧倒的な行動をとれる態勢を常に維持している」として、米韓両国への対決姿勢を強調しました。
さらに朝鮮労働党の中央軍事委員会の拡大会議で「戦争抑止力をより効果的に行使するとともに威力的、攻勢的に活用するための重大な実践的措置を決定した」と今月12日に発表し、米韓両国に対抗する構えを示していました。
北朝鮮の最近のミサイル発射
北朝鮮はことしに
入って、
元日に「
超大型ロケット砲」と
呼ぶ短距離弾道ミサイル1
発を
発射しました。
先月、18日にICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星15型」1発、20日に「超大型ロケット砲」2発をそれぞれ発射しました。
また、23日に戦略巡航ミサイル「ファサル2型」4発を発射したと、翌日になって発表しています。
そして今月は、9日に「火力襲撃訓練」として短距離弾道ミサイル6発を発射したほか、12日に潜水艦からの発射訓練として、戦略巡航ミサイル2発を発射したと、その翌日に発表しました。
さらに14日には「地対地戦術弾道ミサイル」の発射訓練として短距離弾道ミサイル2発を発射したのに続き、16日もICBM級の「火星17型」1発を発射していました。
北朝鮮 米韓両国への対決姿勢を鮮明に
北朝鮮は、
抑止力の
強化を
図る米韓両国に対して、
対決姿勢を
鮮明にしています。
米韓両軍は、朝鮮半島有事を想定して今月13日から23日までの日程で定例の合同軍事演習を行っています。
一方で北朝鮮は、先月の軍事パレードでICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星17型」や片側9輪の移動式発射台に搭載された新型ミサイルを誇示しました。
また、今月7日には、キム・ジョンウン総書記の妹、キム・ヨジョン氏が談話を発表し「いつでも適切かつ迅速に、圧倒的な行動をとれる態勢を常に維持している」として、米韓両国への対決姿勢を強調しました。
さらに、朝鮮労働党の中央軍事委員会の拡大会議で「戦争抑止力をより効果的に行使するとともに威力的、攻勢的に活用するための重大な実践的措置を決定した」と今月12日に発表し、米韓両国に対抗する構えを示していました。
護衛艦の投稿動画 “実際に撮影の可能性が高い” 防衛省
海上自衛隊の基地で護衛艦をドローンで撮影したとする映像がSNSに投稿された問題で、防衛省は9日、実際に撮影されたものである可能性が高いとする分析結果を公表しました。自衛隊の基地などではドローンを許可なく飛行させることが法律で禁止されていて、防衛省は、日本の防衛に重大な支障を生じかねないとして警備に万全を期すとしています。
资源: NHK
May 9, 2024 20:05