北朝鮮による相次ぐミサイル発射を受け、韓国政府は21日、人工衛星開発に関わる物品の輸出規制などの独自制裁を発表しました。
新たに発表された輸出規制には太陽光発電パネルやGPS機器など人工衛星開発に使用される77品目が含まれます。
韓国から北朝鮮への輸出については第三国経由も含めすでに禁止されていますが、物品のリストを公開することで国際社会にも協調を促す狙いです。
このほか、4個人と6機関を独自制裁対象に追加することも発表されています。
軍事偵察衛星の実用化を目指す北朝鮮は去年12月に「最終段階の重要実験」を行ったうえで「4月までに1号機の準備を終える」としています。