米グーグルは21日、対話型AI(人工知能)「Bard(バード)」の一般公開を始めました。「チャットGPT」と直接競合する対話型AIツールとなります。
ユーザーは21日から、Bardにアクセスするための順番待ちリストに参加できます。Bardはユーザーが文章の大枠をまとめて下書きを書いたり、友人の出産前祝いを計画したり、冷蔵庫の中身をもとに昼食の献立を考えたりする助けになるとうたわれています。
関係者によると、Bardはグーグル検索とは別の補完的な体験を提供するもので、ユーザーは検索画面を訪れ、Bardの回答や情報源について確認することもできるということです。
グーグルはまず米国と英国でBardの公開を開始し、将来的に他の国や言語にも拡大する方針です。
チャットGPTが大きな成功を収めたことを受け、グーグルやマイクロソフト、フェイスブックなどはAI搭載ツールの開発や展開にしのぎを削っています。