パ・リーグの6球団の監督は27日、今月30日のシーズン開幕を前にオンラインで会見を行いました。
この中で、リーグ3連覇と2年連続の日本一を目指すオリックスの中嶋監督は、シーズンを前にした心境について「選手たちが一歩も二歩も前に進んでいるので、自分はあとについて連覇に向けて頑張りたい。プレーするのは選手なので、あまり邪魔をせず、裏で働きたい」と話していました。
パ・リーグではロッテの吉井理人監督と西武の松井稼頭央監督が、今シーズンから新たにチームの指揮をとります。
WBC=ワールド・ベースボール・クラシックで、日本代表の投手コーチも務めた吉井監督は「WBCで多くの人に野球の楽しさを知ってもらえたと思うので、それをしぼませないように見ている人が楽しい野球をやっていきたい」と話していました。
松井監督は「チームが変わる一歩であると思うので、1年間走りきれるよう熱く戦っていきたい」と意気込みを話しました。
また、新球場のエスコンフィールド北海道で、リーグ開幕戦を戦う日本ハムの新庄剛志監督は「世界一の球場だと思うので、一度試合を見に来てもらって、そこで若い選手が活躍して野球界を盛り上げていきたい。選手が主役なので、ことしはあまりでしゃばらないようにします」と笑顔で話していました。
パ・リーグは今月30日に開幕し、エスコンフィールド北海道で日本ハムと楽天が対戦します。