スペイン北部カンタブリア州の観光行政当局などは28日までに、地元にあるカバルセノ自然公園で雌のアフリカゾウに鼻でたたかれ、飼育場の柵に体をぶつけられた男性の飼育員が亡くなったと報告しました。
このゾウの体重は4トンで、44歳の飼育員は大学病院に急送されたが死亡しました。
飼育員は飼育場の屋外の中庭部分で洗浄作業に当たりながら、子どものゾウと一緒にいたゾウの足の治り具合を調べていたということです。
観光相は注意不足が原因の事故との見方を示した。同州政府によると、カバルセノ自然公園は開園後、30年経ちましたが今回のような事故は初めてでした。