公立の夜間中学は、子どものときに学校に通うことができなかった人などのために、夜に授業を行います。最近は外国人も勉強しています。1週間に5日授業があって、教科書を無料でもらうことができます。中学校の先生が教えていて、全部の学科を勉強すると中学校を卒業したことになります。
国は2016年に法律をつくって、全部の都道府県に夜間中学をつくるように言いました。そのあと、埼玉県や茨城県などに夜間中学ができましたが、33の県ではまだ計画もありません。
小学校や中学校に通っていない子どもは今、18万人以上います。日本で生活する外国人も300万人ぐらいいて、夜間中学が必要な人が増えています。このため国は、5年の間に全部の都道府県に1つ以上の夜間中学をつくるように言いました。