北海道では9月の終わりごろから、太平洋側の海で、魚やウニなどがたくさん死んでいます。
豊頃町の港で9月から始まった漁では、1か月の間に死んだサケが網の中に4000匹ぐらい入っていました。10月1日は、網に入っていたサケの60%が死んでいました。
釧路市などの海では、ウニもたくさん死んでいます。釧路市と隣の町の漁協によると、90%ぐらいのウニが死んでいました。
北海道の太平洋側の海では、9月20日から29日に、日本の西のほうの暖かい海に多いプランクトンが見つかっています。プランクトンが急に増えると、海の中の酸素が少なくなって、魚などがたくさん死ぬことがあります。専門家は、プランクトンが原因で魚やウニが死んだ可能性が高いと話しています。