禁錮25年の有罪判決を受けて服役している南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領の健康状態が悪化し、4日、入院先から別の病院に運ばれ、心臓の手術を受けました。
手術後に長女のケイコ・フジモリ氏は「心臓カテーテルなどを挿入する手術を受け、50分ほどで終わった」と説明したうえで、現在は集中治療室で治療を受けていると話しました。
フジモリ元大統領は83歳。在任中の人権侵害などの罪で禁錮25年の有罪判決を受け、2017年12月に高齢や病気を理由に恩赦が与えられましたが、服役できる健康状態と判断され刑務所に戻されていました。