ENEOSが買収を発表した「ジャパン・リニューアブル・エナジー」は、風力発電や、太陽光発電などの立地の調査から、発電施設の建設、運転、保守点検までを幅広くカバーする再生可能エネルギーの大手です。
政府が再生可能エネルギーの主力電源化の「切り札」とする「洋上風力発電」の開発を秋田県や北海道などで進めていて、ENEOSは今回、およそ2000億円で「ジャパン・リニューアブル・エナジー」の全株式を取得すると発表しました。
ENEOSによりますと、「運転中・建設中の再エネによる総発電容量は合わせておよそ122万キロワットになる」ということで、「開発能力を考えれば2000億円は妥当な金額」としています。