スペイン領カナリア諸島ラパルマ島にあるクンブレビエハ火山噴火で、溶岩流のためにセメント工場で11日に火災が発生し、当局は健康被害の恐れがあるとして住民少なくとも2500人に屋内避難指示を出しました。
地元当局者は、溶岩の通り道にある工業団地の火災でガスや煙が噴出し、住民が危険にさらされる恐れがあるとしました。屋内避難指示の対象となるのは火災現場付近の住民2500~3000人です。
クンブレビエハ火山は9月19日に始まった噴火が今も続いています。カナリア諸島火山観測所が投稿した11日の新たな噴火の映像には、火口から黒煙が立ち上る様子が映っています。