中国北部の山西省で今月、豪雨による水害が発生し、少なくとも15人が死亡、12万人あまりが避難を強いられました。同省の気象当局者が12日の記者会見で語りました。
当局者によると、山東省では今月に入ってからの平均雨量が観測史上最大を記録し、平年の13倍に達しました。
当局者によると、少なくとも175万人が水害の影響を受け、民家1万9500棟以上が全壊、1万8200棟が激しく損壊しました。依然として3人が行方不明になっています。
直接の被害総額は50億人民元(約880億円)に上ると推定されます。