第2次世界大戦中に海外で死亡した米兵がこのほど、死亡してから76年後に故郷に埋葬されました。
米国防総省によれば、この米兵は米陸軍航空軍のアーネスト・ビエノー少尉です。25歳だった1944年に現在のスロベニアの上空で操縦していた機体が攻撃されました。
ビエノー氏が操縦する爆撃機「B17フライングフォートレス」は作戦中に激しい攻撃を受けました。破片が操縦室に飛び込み、ビエノー氏の頭部に当たり、ビエノー氏は死亡したということです。乗員はビエノー氏を治療し、基地に連れ戻そうとしたものの、機体をクロアチアの海岸沖に不時着させざるを得ませんでした。ビエノー氏の遺体は機内に残されました。
ビエノー氏の遺体は最近まで見つかっていませんでした。