アメリカ・コロラド州の自然保護区に生息する野生のアメリカアカシカの群れの中に、目立って首回りが太い一頭が。よく見ると・・・タイヤがはまっています。
自然保護区の関係者によりますと、このシカは少なくとも2年間タイヤが首にかかったままの状態だったといいます。なんとか助けようと追跡を続けていましたが、今月9日、ようやく捕獲に成功。麻酔銃で眠らせて角を切り落としてからタイヤを取り外しました。
タイヤには、木の枝や石ころなど、あわせておよそ4.5キロが詰まっていました。シカの首には小さな傷があったほかは異常はなく、麻酔が覚めるとすぐに去っていったということです。