先月、50年ぶりに火山が噴火したスペインのカナリア諸島で、取り残された犬たちへの救援活動が行われました。
弱々しく座っているやせ細った犬たち。先月19日に火山が噴火したラ・パルマ島で、溶岩に囲まれてしまった犬たちです。
熱気の影響でヘリによる救出が難しい中、地元のIT企業などが13日、ドローンを使った救援活動を行い空から食料を投下。犬たちは、歯や前足を使い、栄養を摂取しました。救援を行った企業は、今後も医療機関と相談しながら必要な物資を届けるとしています。
火山活動は未だ衰えを見せず、ロイター通信によると、これまでに6000人を超える住民が避難しています。