今シーズン、道内の平野部で雪が観測されたのは初めてです。
札幌管区気象台によりますと、北海道内は上空に11月中旬並みの強い寒気が入り込んで冷え込みが強まり、稚内市では17日午前2時半ごろ、みぞれが降り、初雪が観測されました。
これは平年より2日、去年より17日、それぞれ早く、平野部での初雪の観測は今シーズン、道内で初めてです。
また、札幌市の手稲山でも17日朝、初冠雪を観測したほか、中山峠では17日午前6時前、雨から雪に変わり、道路脇に薄く降り積もっていました。
17日午前11時までの最低気温は、上川町で0度、幌加内町朱鞠内で0.1度などとなっていて、各地で今シーズン一番の冷え込みになりました。
18日にかけても気温の低い状態が続き、標高の高い峠や山間部では積雪になる見込みで、気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響に注意するよう呼びかけています。
一方、札幌市の平野部では気温が下がりきらないことから、初雪の観測はまだ先になる見通しだということです。