低気圧や
上空の
寒気の
影響で、
北日本と
東日本の
日本海側では
大気の
状態が
非常に
不安定になっていて、
局地的に
雨雲が
発達し、
風も
強まっています。
気象庁は暴風や高波に警戒し、局地的な激しい雨や落雷、突風などに注意を呼びかけています。
気象庁によりますと、東北にある低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気と、この時期としては強い寒気の影響で北日本と東日本の日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。
局地的に雨雲が発達し、北海道の渡島地方の一部ではこれまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり、「土砂災害警戒情報」が発表されています。
また風も強まり、午前11時までには
▽新潟県の佐渡市両津湊で29.1メートル
▽宮城県白石市で27.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
低気圧は発達しながら東北を通過し、20日夜には北海道の南へ進む見込みで、
▽新潟県ではこのあと数時間
▽北日本の日本海側では夕方にかけて非常に強い風が吹き、大しけとなるところがある見込みです。
20日予想される最大風速はいずれも日本海側の海上で
▽東北と新潟県で25メートル
▽北海道で23メートル
最大瞬間風速は35メートルとなっています。
大気が非常に不安定な状態は20日いっぱいは続くため、局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも注意が必要です。