19日以降、パートナーからの暴力の被害者は5000豪ドル(約43万円)の支給を申請できます。これは現金でも、授業料などの経費に対する直接支払いの形でも受け取れます。
今回の仕組みはすべてのジェンダーに適用されますが、申請者の大部分は女性が占めると予想されます。政府のデータによれば、オーストラリアでは女性がパートナーに殺害される事件が9日に1人のペースで起きています。
給付金の支給は女性の権利の擁護団体などからは歓迎されているものの、オーストラリアにおける家庭内暴力の問題の根本的原因に取り組むものではないとの指摘も出ています。