中国IT大手、騰訊(テンセント)は、米プロバスケットボール(NBA)ボストン・セルティックスのシーズン開幕戦のインターネット動画の配信を中止しました。これに先駆け、セルティックスに所属するエネス・カンター選手が、中国のチベットへの対応を批判する動画をツイッターに投稿していました。
事態を受け中国のソーシャルメディアにはファンがコメントを寄せ、カンター選手やセルティックスを非難しています。テンセント・スポーツのウェブサイトは今後もセルティックスの試合を配信しない意向を示唆しました。
中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」にあるセルティックスのファンページは、今後セルティックスの情報を掲載せず、更新も停止すると表明しました。「国民の調和と祖国の尊厳を傷つけるいかなる振る舞いにも我々は断固として抵抗する」と書き込みました。同ページにはおよそ61万5000人のフォロワーがいます。