オハイオ州の連邦地裁で、20日、カバを原告とした裁判のために専門家に証言させることが認められました。
カバは、コロンビアの「麻薬王」エスコバル氏が自分の農場で飼った4匹が繁殖したもので、30年でおよそ100頭にまで増えたことから、コロンビア政府が避妊薬を投与して数を増やさない計画を実行しています。
コロンビアでは動物が訴訟の原告になることが認められていて、弁護士がカバを原告とした訴訟を起こしました。
アメリカでは外国の訴訟を支援するために供述を求めることができます。
今回は外国のカバの原告のために、アメリカで初めて供述が取られることになります。