米電気自動車(EV)大手テスラなどを率いる世界トップの大富豪、イーロン・マスク氏は14日朝、超富裕層の税負担拡大を主張する民主党左派の重鎮バーニー・サンダース上院議員に向けて挑発的なツイートを投稿しました。
マスク氏はサンダース氏の主張に対し、「いつも忘れてしまうが、あなたはまだ生きていたのか」とコメント。さらに1時間後、「私にもっと株を売ってほしいのか。はっきりそう言えばいい」と書き込みました。
サンダース氏はかねて超富裕層への課税を公約に掲げてきました。現在は上院予算委員会を率いる立場から、上位0.1%の富裕層に毎年課税する制度を提案しました。今後15年間で億万長者の資産を半減させることができ、10年間で約4兆3500億ドルの税収が見込めると主張しました。
マスク氏は先週ツイッター上で、自身が保有するテスラ株の10%を売却するべきかと問い掛け、投票を実施しました。これに対して回答者の58%が売却に賛成を表明していました。