米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が15日、9億3100万ドル(約1070億円)相当のテスラ株を新たに売却したことがわかりました。マスク氏は6取引日連続でテスラ株を売却しており、累計額は78億ドルに上ります。
15日の売却はマスク氏が2カ月前に策定したストックオプション(自社株購入権)行使計画の一環です。オプションは来年8月で失効します。最高経営責任者(CEO)のような企業のインサイダー(内部者)は、自社に関して入手しうる非公開情報の影響を受けずに自動的に売却が実行されるよう、株式の売却計画を策定することが許可されています。