米住宅ローン融資会社ベター・ドット・コムの幹部3人が辞表を提出したことが分かりました。同社の最高経営責任者(CEO)は今月1日、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」で従業員900人に解雇を通告していました。
複数のメディアの報道によると、辞任したのは広報部門幹部のタンヤ・ギログリー、メラニー・ハーン、パトリック・レニハン各氏です。
米ビジネス向け交流サイト(SNS)大手のリンクトインによると、ハーン氏は2018年、ギログリー氏は19年1月、レニハン氏は20年11月に同社に加わっていました。
3人の辞任に先立ち、ビシャール・ガーグCEOは一方向で配信するズームウェビナーで同社の従業員の約9%に解雇を通告しました。「この会議に参加中のあなたは、不運にも解雇されるグループの一員だ」と告げ、雇用の即時終了を言い渡しました。