AP通信によりますと、ハイチ中部の都市カパイシアンで14日未明、対向車のバイクを避けようとしてタンクローリーが横転しました。こぼれたガソリンを手に入れようと人が集まってきたところ、タンクローリーが爆発し、これまでに少なくとも75人が死亡したということです。周辺の住宅や店舗の壁は焼け焦げていて、大規模な爆発であったことがうかがえます。けが人が搬送された病院にアンリ首相が視察に訪れ、国家として3日間の喪に服すと宣言しました。
ハイチでは今年10月以降、地元のギャングが石油関連施設を封鎖する事態が続き、深刻な燃料不足に陥っています。