フィリピンを通過し、各地に被害をもたらした台風22号による死者が375人に上ったと現地警察が明らかにしました。行方不明となっている50人以上の捜索も進められています。
台風22号は16日にフィリピンに上陸し、セブ島など中部の島々を通過しました。
寸断されていた通信網の復旧で各地の被害状況が徐々に明らかになってきていて、フィリピン国家警察のまとめでは20日時点で死者は少なくとも375人、けが人は500人に上るということです。
このほか、56人の行方が分からなくなっていて、当局は捜索活動を続けています。