英国の電力・ガス供給大手「エーオン・ネクスト」は16日までに、同国がエネルギー危機のさなかにあった際、顧客の約3万世帯に室内などの温度を下げてもらうため靴下を贈ったことを謝罪しました。
靴下についたタグには温度を低くすれば二酸化炭素(CO2)の排出量が減るとも記されていました。英紙ガーディアンによると、これら世帯は昨年、エネルギー節約キャンペーンに参加していました。
同社はツイッター上に、非常に申し訳なかったとの謝罪文を掲載しました。「一部の人々の気持ちを害したことを真摯に謝る」とし、「多くの人々が現在直面している深刻な状況を踏まえれば靴下の郵送はすべきでなかった」としました。
顧客はツイッター上で同社を非難しました。「欲しいのは、安価で不快になる無料の靴下でなく低額の光熱費だ」「エネルギー価格は本当に高くなっている」などの書き込みがありました。