中国政府は、去年1年間のGDP=国内総生産の成長率が前の年とくらべ8.1%のプラスだと発表しました。ただ、10月から12月は4.0%のプラスに留まり、減速傾向が続いています。
中国の国家統計局が17日に発表した2021年のGDPの成長率はプラス8.1%で政府が目標として掲げる6%を上回りました。
全国的な電力不足で工場の操業などに影響が出た一方、欧米経済の回復を受け中国の貿易黒字は過去最高となりました。
ただ、10月から12月の成長率は前年比プラス4.0%と7月から9月のプラス4.9%をさらに下回り減速傾向が鮮明です。