カンボジアで地雷71個を発見するなど大活躍した、地雷探知ネズミの「マガワ」が死にました。8歳でした。
マガワを育てたアフリカの団体「APOPO」によりますと、“地雷探知ネズミ”は、9か月間のトレーニングで火薬の臭いを覚え、地中の地雷などを発見。体重が軽いことから、地雷を爆発させずに探知できるということです。
マガワは5年間の活動で71個の地雷と38発の不発弾を発見し、東京ドーム5個分の土地を人々が住める状態にしてきました。
しかし動きが鈍くなったことから去年引退し、「APOPO」の元で暮らしていました。11月には8歳の誕生日を迎えるなど元気に過ごしていましたが、今月初め、穏やかに息を引き取ったということです。