中国で活躍する米国人バスケットボール選手が、試合中に観客から人種差別的な暴言を浴びせられる出来事がありました。
暴言の的になったのは中国バスケットボール協会(CBA)の広東チームに所属するソニー・ウィームズ選手(35)です。ソーシャルメディア(SNS)に出回った映像では、観客から同選手に対して黒人蔑視の差別用語や「中国から出ていけ」といった野次が飛び交っていました。
騒ぎが起きたのは13日です。広東と遼寧が対戦した試合中、ウィームズ選手と中国人の韓徳君選手が乱闘になり、2人とも退場させられました。