アメリカ西部ワシントン
州に
あるシアトル・タコマ
国際空港で5
日、
地上を
走行中の
日本航空機の
右の
主翼とデルタ
航空機の
垂直尾翼が
接触する
事故が
起き、FAA=アメリカ
連邦航空局は
原因を
調査するとしています。
けが人の
情報はないということです。
FAA=アメリカ連邦航空局によりますとシアトル・タコマ国際空港で5日、地上を走行中だった日本航空の旅客機の右の主翼とデルタ航空の旅客機の垂直尾翼が接触したということです。
空港はけが人は報告されていないとしたうえで、「地上を走行中の日本航空機が駐機中のデルタ航空機の尾翼にぶつかったようだ。それぞれの航空会社と協力し客を安全に降ろし、ターミナルに誘導している」としています。
また日本航空によりますと旅客機は成田発シアトル・タコマ行きの68便で、乗客と乗員あわせて185人にけが人はいないということです。
デルタ機に乗っていたとみられる男性がSNSのXに投稿した映像では、日本航空機の右の主翼の先端部分が、すぐ近くにあるデルタ航空機の垂直尾翼に刺さっているようにも見えます。
男性は当時の状況について、「駐機していたら、大きな横滑りを感じた。日本航空機が右の主翼の端で私たちが乗る飛行機の垂直尾翼の方向かじを切り裂いたことに気づいた。全員無事だったが、少し動揺している人もいた」と投稿しています。
シアトルの新聞「シアトル・タイムズ」によりますと航空機は航空管制下にない場所にあったということでFAAは原因を調査するとしています。