警察によりますと8日午後10時前、福島県会津美里町旭舘端の住宅の敷地内で、この家に住む石井セツ子さん(77)が下半身が雪に埋もれた状態で倒れているのを近所の人が見つけました。
石井さんは、会津若松市の病院に運ばれましたが、すでに意識がなく、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと石井さんが倒れていた場所の近くでスコップが見つかったということで、警察は、石井さんが家の除雪中に落雪に巻き込まれたとみて、当時の詳しい状況を調べています。
また、消防によりますと福島県内では9日午後2時半までに、
▽西会津町で80代の男性が、
▽猪苗代町で50代の女性がそれぞれ落雪に巻き込まれて病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はないということです。
新潟市のスーパー トラック通行できず 一部商品 品薄に
新潟市西区のスーパーマーケットでは大雪でトラックが通行できない影響で一部の商品が品薄になっています。
このうち、パンは2月6日ごろから入荷が少なくなり、まったく入荷がない日もあったということです。
一方で大雪に備えて消費者が比較的日持ちのするパンを買い求める動きもあったとみられ9日昼ごろの取材ではパンの陳列棚は多くが売り切れの状態となっていました。
また、パックご飯や豆腐なども8日、予定していた入荷がなく、在庫が少なくなっています。
スーパーによりますといずれの商品も10日以降、順次、入荷する予定だということです。
スーパーの高井栄ニ朗店長は「大雪のときは日持ちする商品の需要が高まる傾向があるので、店としても在庫を切らさないよう工夫していきたい」と話していました。