イチローさんは2001年に大リーグのマリナーズに移籍しシーズン262安打の大リーグ記録を打ち立てるなど多くの功績を残し、先月、日本選手で初めてのアメリカ野球殿堂入りを果たしました。
これを記念してマリナーズは来月27日に本拠地、シアトルの「Tモバイルパーク」で行われるアスレティックスとの開幕戦でイチローさんが始球式を務めることになったと10日、発表しました。
イチローさんが大リーグの試合で始球式を務めるのは、2022年の4月以来およそ3年ぶりで、当時48歳だったイチローさんは始球式で球速136キロをマークしています。
マリナーズはイチローさんの現役時代の背番号「51」を球団の永久欠番とすることも発表していて、8月9日には本拠地でのセレモニーが予定されています。
これに先立って7月にはニューヨーク州のクーパーズタウンで殿堂入りの表彰式典も行われることになっていて、イチローさんの大リーグでの功績が改めて見直されるシーズンとなりそうです。