国民民主党は11
日、
党大会を
開き「
手取りを
増やす」
政策を
引き続き最重要の
課題に
位置づけ、「
年収103
万円の
壁」の
見直しに
全力で
取り組むなどとした、
新年度の
活動方針を
決定しました。
11日午後、東京都内で開かれた国民民主党の党大会には、党所属の国会議員や地方議員のほか、支援団体の連合の芳野会長など、400人余りが出席しました。
党大会では
▽去年の衆議院選挙で訴えた「手取りを増やす」政策を、引き続き最重要の課題に位置づけ「年収103万円の壁」の見直しに全力で取り組むことや
▽夏の参議院選挙で、定員1人の1人区にできるだけ候補者を擁立し、比例代表でも獲得議席の最大化を図るなどとした、新年度の活動方針を決定しました。
古川代表代行は「政策実現のためには、党がもっと大きくなり、仲間が増えることが必要だ。参議院選挙で勝利することが、手取りを増やす政策をはじめ、国民のための政策実現の可能性を大きく高めることにつながる」と述べました。
そのうえで「103万円の壁は178万円を目指して引き上げ、ガソリン税の暫定税率を廃止する。この2つの誠実な実現を引き続き与党に強く求めていく。安易に妥協するつもりはない」と強調しました。
玉木氏「壁の引き上げ これから数週間が山に」
役職停止中の国民民主党の玉木代表は、記者団に対し「参議院選挙に向けて、定員が1人の1人区も含めて、できるだけ候補者を立てるところは立てていくという党勢拡大の強い意思が示されたので、党一丸となって取り組んでいきたい」と述べました。
そのうえで「『年収103万の壁』の引き上げとガソリン税の暫定税率廃止、この2つの実現に向けてこれから数週間が山になると思うので、党が掲げた政策の実現に全力を傾けていきたい」と述べました。