江藤農林水産大臣は、できるだけ
早く
行うとしている
備蓄米の
放出について、14
日に
入札で
売り渡す数量や
対象者など概要を
公表することを
明らかにしました。
コメの価格高騰が続く中、政府は先週、コメの流通が滞っているとして備蓄米をできるだけ早く放出する考えを示しました。
流通の円滑化を目的に備蓄米が放出されれば初めてになります。
これについて江藤農林水産大臣は、12日の閣議のあとの会見で「生産者は需給に十分見合うだけのコメを生産したが、集荷業者には集まらない。流通をある程度円滑化するため備蓄米の放出を行うということだ」と述べ、入札で売り渡す数量や対象者などの概要について、14日に公表することを明らかにしました。
そのうえで「価格は市場で決まるべきものでコメもその例外ではないが、国民生活に対してあまりにも大きな影響が出ている。値上がりのしかたもあまりにも急激であることを鑑みて、このような決断をした」と述べました。