フジテレビの清水賢治社長は先月27日の記者会見で4月以降のコマーシャルの営業について「事実上、交渉が止まっている」と述べていました。
これについて清水社長は12日朝、記者団に対し「鋭意、セールスの活動を再開しているところだが、コマーシャルを出すかどうかはクライアントの皆様が決めることだ」と述べました。
そのうえで4月の番組改編について「編成がいろんなケースを想定してシミュレーションしているが、制作側としては4月にスタートできるようなスケジュールでやっている」と述べ、新たな番組はコマーシャルの本格的な再開がなくても予定どおり始めたいという考えを示しました。
また、清水社長は一部の企業でコマーシャルを再開する動きが出ているという認識を示したうえで「大変ありがたいお話だと思っている。まだわれわれ自身が足りておらず、評価にはつながっていないと思うので、期待に応えられるようにしたい」と述べました。