大手トラックメーカーの
いすゞ自動車は
日本円でおよそ430
億円を
投じて
アメリカ南部に
新たな
工場を
建設すると
発表しました。
アメリカの
トランプ政権が
現地の
雇用や
投資を
重視する
中、こうした
動きが
活発に
なるか
注目されます。
発表によりますと、いすゞ自動車はアメリカ南部のサウスカロライナ州にトラックを生産する工場を建設し、2027年中の稼働を目指しています。
投資額はおよそ2億8000万ドル、日本円でおよそ430億円となる見通しで、従業員は700人以上とする計画です。
この工場では小型と中型のトラックを生産する計画で、2030年時点で、年間5万台の生産を見込んでいて、需要を見据えながら小型のEVトラックも生産していくことにしています。
今回の発表をめぐっては、石破総理大臣が7日に日米首脳会談の中で、具体的な企業名をあげて、アメリカで工場を建設し雇用を創出する計画があると明らかにし、いすゞも、そのうちの1社にあげられていました。
石破総理大臣は、アメリカへの投資額を1兆ドルの規模まで引き上げたいという考えを示していて、トランプ政権が現地の雇用や投資を重視する中、日本企業の間でアメリカへの投資の動きがどこまで活発化するか注目されます。